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クロスプラス/2~4月は営業損失10億円

2014年06月12日 / 決算

クロスプラスが6月12日に発表した2015年1月期第1四半期決算は、売上高168億7100万円(前年同期比9.5%減)、営業損失10億3500万円(前期は16億9200万円の営業損失)、経常損失10億2000万円(16億6300万円の経常損失)、当期損失8億8800万円(10億8900万円の当期損失)となった。

製造卸売グループは、大手得意先向けへの売場提案型トータル企画のPB(プライベートブランド)やライセンスブランドの活用など付加価値を高める販売手法で販売単価アップに取り組んだ。

一方で、単価の低い単品PBや価格帯の低いヤング専門店向け販売の見直しなど採算性を重視した販売を進めたことで売上高は142億8700万円(10.3%減)となった。

生産面では長期の計画生産に取り組み、アセアンでの生産比率を高めることで原価低減に努め、経費削減では出荷効率改善による物流費の削減を進め収益改善に取り組んだ。

SPAグループでは、ミセスSPA事業は百貨店向け卸売販売の強化を進めたことで増収となった。ヤングSPA事業のヴェント・インターナショナルは前期から引き続き不採算店舗の撤退を進め経費削減による利益改善を進めた。SPAグループの売上高は26億1900万円(5.1%減)となった。

通期は、売上高780億円、営業利益3億円、経常利益4億円、当期利益1億円の見通し。

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