流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





クロスプラス/1月期は売上高0.9%減、営業損失36億7100万円

2014年03月14日 / 決算

クロスプラスが3月14日に発表した2014年1月期決算は、売上高784億9000万円(前年同期比0.9%減)、営業損失36億7100万円、経常損失34億9900万円、当期損失28億1200万円となった。

製造卸売グループでは、量販店は大手GMS(総合スーパー)が売場提案型トータル企画のPB(プライベートブランド)や単品PBが拡大し、増収となった。

専門店は大手専門店チェーン向けが都市型店舗用トータル企画の拡大により増加したものの、スタイリンクで展開する有力専門店向けのODM(相手先ブランドによる企画・生産)が苦戦したことで、減収となった。無店舗はテレビショッピング向けが縮小したことで、減少した。

SPAグループでは、ミセスSPA事業は、百貨店の既存店舗の販売が堅調に推移し卸売など店舗外売上も増加したことで、増収増益となった。

一方、ヤングSPA事業のヴェント・インターナショナルは、経費はほぼ計画通りとなったが、円安と生産の見直しの遅れによる仕入原価上昇や、ヤング市場の低価格化による販売価格下落により売上総利益は苦戦し、小幅な収益改善にとどまった。

来期は、売上高780億円、営業利益3億円、経常利益4億円、当期利益1億円の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧