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クロスプラス/2~10月は売上高6.1%減、営業損失16億8200万円

2014年12月11日 / 決算

クロスプラスが12月11日に発表した2015年1月期第3四半期決算は、売上高532億400万円(前年同期比6.1%減)、営業損失16億8200万円(前期は33億900万円の営業損失)、経常損失15億8800万円(31億9100万円の経常損失)、当期損失16億1600万円(24億4100万円の当期損失)となった。

製造卸売グループでは、採算性を重視した販売に努めたことで売上高は455億5500万円(7.0%減)と減少した。

一方、収益改善のための取り組みとして、大手得意先向けへの売場提案型トータル企画のPB(プライ
ベートブランド)やライセンスブランドの活用など付加価値を高める販売手法による販売単価の引上げにより売上総利益率の回復を図った。

生産面では、長期の計画生産の取り組みやアセアン生産と中国生産との最適化等に努めた。経費に関しても、流通経路の見直しや出荷効率アップによる物流費の引下げを中心に削減を進めた。

SPAグループでは、ミセスSPA事業は百貨店向け卸売販売の強化を進めたことで増収となったが、ヤングSPA事業のヴェント・インターナショナルが直営店売上の苦戦と不採算店舗の撤退を進めたことにより減収となった結果、SPAグループの売上高は、77億1900万円(2.1%減)となった。

通期は、売上高770億円、営業利益3億円、経常利益4億円、当期利益1億円の見通し。

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