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H2O/4~6月は売上高1.4%減、営業利益7.2%増

2014年07月29日 / 決算

エイチ・ツー・オーリテイリングが7月29日に発表した2015年3月期第1四半期決算は、売上高1279億9600万円(前年同期比1.4%減)、営業利益28億8700万円(7.2%増)、経常利益33億9200万円(2.2%増)、当期利益119億4400万円(537.8%増)となった。

百貨店事業の売上高は909億円(3.6%減)、営業利益は25億7800万円(17.6%増)となった。

阪急、阪神両本店が位置する西日本最大の商業集積地である大阪・梅田エリアにおいて、両本店と阪急メンズ大阪を合わせた3館は、消費税率引き上げの影響や、阪神梅田本店の建て替え工事に伴う準備工事により、売場面積が約1割減少している影響もあり、売上高は570億5700万円(4.9%減)となった。

支店では、博多阪急や阪急メンズ東京、阪急百貨店大井食品館では、消費税率引き上げのマイナス要因の中、それぞれの商圏におけるマーケット動向を踏まえた商品施策が奏功し、前年実績を上回った。

しかし、その他の支店では消費税率引き上げの影響等により減収となり、支店合計の売上高は337億3700万円(1.4%減)となった。

減収となりましたが、売上高が当初の想定を上回ったことに加えて、消費税率引き上げの影響に対応するため、百貨店事業全体の経費の見直しを行ったことにより、増益となった。

通期は、売上高8100億円、営業利益200億円、経常利益201億円、当期利益100億円の見通し。

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