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メディパルHD/4~6月は売上高3.8%減、営業利益1.4%増

2014年07月31日 / 決算

メディパルホールディングスが7月31日に発表した2015年3月期第1四半期決算は、売上高6921億7400万円(前年同期比3.8%減)、営業利益69億7700万円(1.4%増)、経常利益98億円8500万円(27.3%減)、当期利益50億5300万円(39.2%減)となった。

医療用医薬品等の販売は、需要が拡大している新薬創出加算品をはじめとした新製品や後発医薬品への積極的な取組みを行ったものの、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動、4月1日に実施された薬価改定による薬価の引下げや診療報酬改定に伴う医療機関の後発医薬品への切替えが進んだことなどにより、厳しい状況で推移した。

一方で、引き続き、品目ごとの仕入価格交渉とそれに基づいた顧客との販売価格交渉を推し進め、利益の確保に努めた。

営業面の強化については、MR認定試験に合格した社員を、高い専門知識とスキルをもつARとして任命し、新たな営業に取り組むとともに、新規事業である製造販売後調査(PMS)の担い手としての活動を開始した。

通期は、売上高2兆9780億円、営業利益350億円、経常利益463億円、当期利益232億円の見通し。

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