流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





高島屋/3~8月は売上高1.5%増、営業利益9.5%増

2014年10月10日 / 決算

高島屋が10月10日に発表した2015年2月期第2四半期決算は、売上高4416億7300万円(前年同期比1.5%増)、営業利益122億1400万円(9.5%増)、経常利益142億200万円(5.3%増)、当期利益95億7900万円(25.8%増)となった。

国内では4月以降、消費税率引き上げ後の反動影響のなか、大阪店・日本橋店・横浜店・新宿店の大型店を中心に、売上の回復に努めたことが下支えとなり、国内百貨店事業は増収となった。

商品面では、新たに店舗に配置したバイヤーによる、地域ならではの商品の充実を図った。富裕層に向けた独自の品そろえを軸とした「サロン・ル・シック」や今日的なニーズの高い「髙島屋ファーム」などの自主編集売場の新規導入など、特徴化の強化を図った。

経費では、新宿店と立川店の店舗不動産取得に伴う支払家賃の減少に加え、消費増税後の売上影響を見据えた販管費の選択と集中による効率化を推進した。

海外は、タカシマヤ・シンガポールが、全館リモデル効果の継続発揮に加え円安による為替影響もあり増収となったが、支払家賃の増加に備えた経費引当等により減益となった。

通期は、売上高9160億円、営業利益320億円、経常利益350億円、当期利益215億円の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧