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高島屋/3~11月は売上高1.1%増、営業利益8.3%増

2014年12月26日 / 決算

高島屋が12月26日に発表した2015年2月期第3四半期決算は、売上高6554億9700万円(前年同期比1.1%増)、営業利益178億4100万円(8.3%増)、経常利益205億6000万円(4.7%増)、当期利益130億3200万円(22.8%増)となった。

百貨店業は、「街づくり」視点に立った店づくりに取り組んだ。一環として、玉川店と柏店では、婦人服・洋品・雑貨を中心にショッピングセンターとの回遊性向上に向けた改装を実施した。

横浜店では、地域一番店の磐石化に向けて特選フロアと食料品フロアの一部を改装オープンした。

商品面では、特徴化MDの推進に向け、日本橋店と横浜店にフランスのエクレア専門店「レクレール・ドゥ・ジェニ」を新規オープンした。

次期主力ブランド育成に向け、自主編集売場「シューメゾン」(婦人インポートシューズ)や「ベルナチュレール」(自然派化粧品)の展開拡充など「時代性・話題性」を追求した売場開発に取り組んだ。

集客面では、10月からの免税対象品目の拡大を機に、外国人観光客の取り込み強化に向けたインフラ面の整備に加え、販促プロモーション「NIPPONものがたり」におけるオリジナル商材の開発強化など、おもてなしの充実を図った。

海外では、タカシマヤ・シンガポールLTD.が、全館リモデル効果の継続発揮に加え円安による為替影響もあり増収となったが、支払家賃の増加に備えた経費引当増などにより減益となった。

通期は、売上高9160億円、営業利益320億円、経常利益350億円、当期利益215億円の見通し。

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