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マツモトキヨシHD/4~12月は売上高前年並み、営業利益23.1%減

2015年02月13日 / 決算

マツモトキヨシホールディングスが2月13日に発表した2015年3月期第3四半期決算は、売上高3625億5300万円(前年同期比0.0%)、営業利益120億1800万円(23.1%減)、経常利益138億1800万円(20.0%減)、当期利益76億円(21.5%減)となった。

全国を7つのエリアに分けエリアドミナント化を積極的に推進し、ポイントカード会員の加入促進、LINEクーポンなど、利便性の高いスマートフォンアプリを通じて、マツモトキヨシ公式アプリをリリースするなど、小商圏化する市場の中でグループのファンづくりを強化した。

昨年10月以降、外国人観光客に対する免税商品の範囲拡大に伴い、首都圏・関西圏の繁華街や観光スポットに隣接する店舗を中心に免税カウンターを設けその対応を強化することで多くの外国人観光客を集客した。

消費税増税により価格志向の高い顧客層の獲得に向け、ローコスト型の店舗運営を行うことでエブリデーロープライスの提案ができる新業態店舗の実験をスタートした。

グループとして99店(フランチャイズ5店を含む)をオープンし、既存店舗の活性化を重点に47店の改装を実施、各種の環境変化により将来業績に貢献の見込めない53店を閉店した。閉店のうち、23店はスクラップ&ビルドの対象となっている。

通期は、売上高4900億円、営業利益190億円、経常利益210億円、当期利益112億5000万円の見通し。

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