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マツモトキヨシHD/4~6月は売上高17.5%増、営業利益2.4倍

2015年08月11日 / 決算

マツモトキヨシホールディングスが8月11日に発表した2016年3月期第1四半期決算は、売上高1313億3000万円(前年同期比17.5%増)、営業利益66億100万円(139.0%増)、経常利益72億2100万円(117.4%増)、当期利益41億1900万円(159.6%増)となった。

グループの重要業績評価指標、いわゆるKPIを設定し事業子会社各社の経営効率の改善を図るとともに、サプライチェーン全体の効率化に向けたチームMDなどを含め、製・配・販の垂直連携体制の更なる深化とシナジーの最大化を推し進め、マツモトキヨシの成功事例を水平展開することでグループ企業の収益改善に取り組んだ。

訪日外国人観光客向けの免税対応店舗は、首都圏・関西圏に留まらず繁華街や観光スポットなどに隣接する店舗と今後の利用が期待できる新規店舗を含め176店に拡大した。

昨年リリースした「マツモトキヨシ公式アプリ」も、短期間で200万ダウンロードを獲得するなどオムニチャネル化に向けた基盤整備も着実に推進した。

外国人観光客に特化した新たな業態店2店を含めグループとして32店(フランチャイズ1店を含む)をオープンし、既存店舗の活性化を重点に14店の改装を実施、一方21店を閉鎖し、7店のスクラップ&ビルドを実行した。

期末グループ店舗数は1539店となり、前期末と比較して11店増加した。

通期は、売上高5100億円、営業利益200億円、経常利益220億円、当期利益130億円の見通し。

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