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マツモトキヨシHD/3月期は売上高2.0%減、営業利益21.4%減

2015年05月15日 / 決算

マツモトキヨシホールディングスが5月15日に発表した2015年3月期決算は、売上高4855億1200万円(前年同期比2.0%減)、営業利益176億3300万円(21.4%減)、経常利益200億3100万円(18.3%減)、当期利益116億1900万円(13.0%減)となった。

昨年10月以降、外国人観光客に対する免税商品の範囲拡大に伴い、首都圏・関西圏に留まらず全国規模で、繁華街や観光スポットなどに隣接する店舗と今後の利用が期待できる新規店舗など121店に免税カウンターを設置することで外国人観光客の獲得を図った。

消費税増税に伴い価格志向の高い顧客層向けに、ローコスト型の店舗運営を行うことでエブリデーロープライスの提案ができる新業態店舗の実験をスタートした。

少子高齢化社会の進展に向け、「美と健康」というドラッグストアならではの専門性を強化する一方で、狭小商圏化、多様化する顧客ニーズやライフスタイル、グローバルな多くのお客にきめ細かく対応した。

外国人観光客に特化した新たな業態店舗の1号店である「マツモトキヨシ有楽町イトシアプラザ店」を含めグループとして132店(フランチャイズ7店を含む)オープンし、既存店舗の活性化を重点に55店の改装を実施、各種の環境変化により将来業績に貢献の見込めない71店を閉鎖した。

期末のグループ店舗数は、1528店となり、前期末と比較して42店増加した。

来期は、売上高5100億円、営業利益200億円、経常利益220億円、当期利益130億円の見通し。

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