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しまむら/2月期は売上高2.0%増、営業利益12.0%減

2015年03月30日 / 決算

しまむらが3月30日に発表した2015年2月期決算は、売上高5118億9300万円(前年同期比2.0%増)、営業利益368億2300万円(12.0%減)、経常利益386億100万円(12.3%減)、当期利益232億8800万円(12.4%減)となった。

主力のしまむら事業の売上高は4141億2100万円(1.7%増)となった。商品の調達力・販売力と売場の完成度の向上を目指して、商品部の組織を商品仕入と、売場管理・在庫コントロールに分けることで業務範囲を明確にし、業務スピードの向上を図った。

商品の価値と価格を強力にアピールするため、プライベートブランドは高感度の「Sorridere(ソリデル)」、高品質の「CLOSSHI(クロッシー)」、ボリュームプライスの「FREUDE(フロイデ)」の3ブランドに集約し、TVCMやチラシ、ホームページ等で繰り返し商品を紹介して、認知度を上げることに尽力した。

特に、秋冬で展開したCLOSSHIの「裏地あったかパンツ」は季節のタイミングに合った企画となり、大きなヒット商品となって婦人ボトムス部門の業績を大きく高めることができた。

24店を出店し、2店を閉店した。出店のうち12店が東京都をはじめとする都市部への出店で、引き続き都市部への店舗開発に力を入れた。既存3店の建替えと7店で大規模な改装、92店で省エネ対応型の改装を実施した結果、しまむら事業の店舗数は1321店となった。

通期は、売上高5440億円、営業利益460億円、経常利益474億円、当期利益295億5000万円の見通し。

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