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しまむら/2月期は売上高2.2%増、営業利益8.1%減

2014年03月31日 / 決算

しまむらが3月31日に発表した2014年2月期決算は、売上高5018億9800万円(前年同期比2.2%増)、営業利益418億6800万円(8.1%減)、経常利益440億1600万円(7.6%減)、当期利益265億8300万円(3.4%減)となった。

しまむら事業では、主生産地の中国での人件費、原材料の高騰と円安によるコスト増への対応が必須の中で、1アイテム当たりの発注増と商談の早期化による生産コストの低減など、トータルな調達コストの低減を図った。

「価格の維持とプライスレンジの拡大」を基本方針とし、低価格商品の品そろえを維持しながら販売単価を引き上げるべく商品価値の向上に努めた。同時に標準化された店舗を、立地特性に合わせヤング型・ミセス型・標準型に分類し、その特性に応じた品そろえを増やすことで販売力の底上げを図った。

一方で、寝具・インテリア売場と靴・服飾雑貨売場においては陳列器具の高さを変更して売場の陳列量を増やすなど、売上増に努めた。

26店を開設し、1店を閉店した。この内17店が東京・神奈川・大阪・愛知・福岡などの都市部への出店で、引き続き都市部への店舗開発に注力した。既存1店の建替えと17店で大規模な改装、49店で省エネ対応型の改装を実施した結果、しまむら事業の店舗数は1299店となり、売上高は1.8%増の4070億2900万円となった。

来期は、売上高5400億円、営業利益507億1700万円、経常利益522億2000万円、当期利益314億2000万円の見通し。

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