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イズミ/2月期は増収増益、次期予想は売上高11%増の6482億円

2015年04月07日 / 決算

イズミが4月7日に発表した2015年2月期の業績は、売上高5797億3900万円(前年同期比4.1%増)、営業利益303億3000万円(4.2%増)、経常利益297億6700万円(4.6%増)、当期利益173億6000万円(0.1%減)だった。

売上高は店舗新設による販売増が寄与したことに加え、既存店販売が堅調に推移したこと等によるもの。

販売費及び一般管理費は、新設店舗に係る新規採用、人手不足による人材確保や流出に対応するための人事諸施策の実施に伴う人件費の増加、諸経費全般について費用対効果を見定めた節減に努めた。

店舗面では、旗艦店の「ゆめタウン広島」で最大規模のリニューアルを行い、新設店舗として、「ゆめマート松橋」、「ゆめタウン大江」、「ゆめモール柳川」と計3店舗を新設し、出店エリアのドミナント化を進めた。

1月にはイズミ広島物流センターを新設し、広島県下4か所に分散していた機能を1か所に集約することで、輸送効率を向上させるとともに、鮮度の高い商品のスピード配送を実現に取り組んだ。

次期の見通しでは、6月には、大型新店「ゆめタウン廿日市」(広島県廿日市市)に加え、夏には「ゆめマート佐賀中央」(佐賀県佐賀市)、冬に「ゆめモール筑後」(福岡県筑後市)と計3店舗を新規出店する。

既存店では地域一番店をさらに強化すべく、増床を含め、ハード・ソフト両面の活性化を積極的に行い、地域ドミナントの更なる拡大、深耕とともに企業成長を実現し、業期予想は、売上高6482億円(11.8%増)、営業利益333億円(9.8%増)、経常利益321億円(7.8%増)、当期利益181億円(4.3%増)を見込んでいる。

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