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イオン九州/2月期は売上高1.4%減、営業損失16億9300万円

2015年04月09日 / 決算

イオン九州が4月9日に発表した2015年2月期決算は、売上高2421億6400万円(前年同期比1.4%減)、営業損失16億9300万円(前期は4億7600万円の営業利益)、経常損失11億600万円(6億5800万円の経常利益)、当期損失36億800万円(2億6600万円の当期利益)となった。

売上面では、消費増税前の駆け込み需要により一時的に伸長したものの、その後は消費増税の影響による個人消費の回復の遅れが想定以上に長引いた。

利益面では、消費増税を契機にお客の低価格志向が強まる中、生活を応援するため、衣料品、食料品、住居余暇商品など商品本体価格の値下げを行い、税込み価格を据え置いて提供したが、売上総利益率の回復が計画より遅れた。

夏場の天候不順の影響を受け、衣料品や季節商品の売上が低調に推移したことなどもあり、売上総利益率は前期より0.4ポイント下回った。

販売費・一般管理費は、電気料金の単価上昇が予測されたことから計画的な運用を行い、前期から使用量の削減を行ったものの、電気料金総額では前期より増加した。

来期は、売上高2460億円、営業利益200万円、経常利益3億円、当期損失11億円の見通し。

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