英バーバリー/下半期の総売上9%増の14億2300万ポンド
2015年04月17日 / 決算
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バーバリー・グループは4月15日、下半期業績を発表した。総売上高(調整後)は14億2300万ポンド(前年同期比9%増)となった。
リテール売上高(調整後)は10億5900万ポンド(13%増)で、既存店売上高は9%増だった。
アメリカ地域とEMEIAのの既存店売上高が2ケタ成長した、一方で、アジア太平洋における既存店売上高が1ケタ台前半の成長、香港はさらに減速した。
デジタル部門が再び全地域で予測を上回る成長したほか、「ヘリテージ・コレクション」として展開しているトレンチコートとスカーフが好調だった。
ホールセール売上高(調整後)は3億3100万ポンドと横ばい。ビューティを除くと3%減(調整後)と、見通しの通りで、ビューティは8%増(調整後)と、約25%増の通期見通し通りに推移した。
ライセンス売上高(調整後)は3%増の3300万ポンドと、計画通りとなった。通期では、日本のライセンス収入が5300万ポンドと恒常為替ベースでほぼ横ばい、 グローバルライセンスの売上高も横ばいとなった。
メインライン店舗を7店オープン。米国では、ロサンゼルス・ロデオドライブ旗艦店、マイアミ・デザインディストリクト店を、日本では、大阪・心斎橋の路面店と東京・表参道の拡張移転を行った。
日本の直営店は好業績を続け、既存店売上高は30%を超える成長となった。下期に日本で5番目の路面店を大阪・心斎橋にオープン、東京・表参道店の拡張移転、百貨店内コンセッション3店を含め合計18店となった。
直営オペレーションを構築する上で、ブランドにふさわしい物件の確保とそのタイミングによって2017年目標への影響が出ると予想する。
2016年(2015年3月~2016年3月)度の通期見通しは、新規店舗スペースの純増が2016年のリテール売上高増加に1ケタ台前半の寄与を見込む。
ホールセールは恒常為替レートで上期比横ばい、ビューティは2ケタ台の増加。
日本のライセンス契約終了のため、2016年のライセンス売上高は約40%減となる見込み。2016年のライセンス売上高は、従来見通しの通り、グローバルライセンスからの2ケタ台成長と日本からの約2500万ポンドを予想する。
日本からの収入益は、ライセンス商品からのスムーズな移行と撤退と新規のブルー/ブラック・レーベルのライセンスから構成されている。