英バーバリー／4～9月の総売上14％増の11億ポンド

2014年10月15日／決算海外

英国のバーバリーは10月14日、上半期（4月～9月）業績を発表した。総売上高は11億ポンド（前年同期比14％増）となった。

リテール売上高は、7億4800万ポンド（15％増）で、既存店売上高は10％増。アジア太平洋と米国は2ケタ台の成長、EMEIA（欧州、中東、インド、アフリカ）は1ケタ台半ばの成長を達成。デジタル部門は全地域で引き続き好調だった。

主にトレンチコート、ウィメンズのプローサムコレクション、レザーバッグ、メンズのテーラリングが成長をけん引した。

ホールセール売上高は3億1700万ポンド（13％増）。ビューティーを除くと5％増で、上半期の早期デリバリーとリプレニッシュメント・オーダーが寄与。下半期は、トラベル・リテールと欧州顧客からの需要はさらに軟化する見込み。ビューティーは55％増で、通期見通しの約25％増に沿う進捗となった。

ライセンス売上高は3500万ポンド（3％減）で、通期見通しの通りだった。日本のライセンス料収入は、ほとんど変化はなかった一方、グローバルの商品ライセンス（時計とアイウェア）は、商品モデルの入れ替えと時計流通の合理化と重点化を受け、全体的に減少した。

上半期は、直営店9店を出店し、8店を閉店した。空港への出店に注力しており、香港、ロンドン・ヒースロー、バルセロナ、マドリード、ミラノ・マルペンサ、ローマの空港に6店を出店した。

6月30日時点で、バーバリーのリテール店舗数は216店、コンセッション店舗数は224店、アウトレットは55店、フランチャイズ店舗は69店となった。

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