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英バーバリー/日本市場の売上高4倍に

2014年05月23日 / 店舗海外経営

イギリスのバーバリーは、2016年度までに日本での小売売上高を1億ポンド超(2013年度比4倍)、利益は約2500万ポンドを目指すと公表した。

<バーバリー六本木店>
20140523burberry

来年6月30日、三陽商会とのライセンス契約が切れるため、日本のお客にグローバル・コレクションを提供し、持続的に成長し収益性の高いビジネスを展開する。

現在、日本では直営4店、コンセッション形式で10店を運営し、グローバル・コレクションを販売しているが、今後は、路面店舗とデパートでのコンセッション店舗を増やす計画で、表参道と新宿、大阪で新店舗を開設する。

2015年度と2016年度には約10のコンセッション店舗を追加し、自ら運営するデジタルプラットフォーム、第三者によるオンライン販売も活用する。

なお、2013年度の全世界の業績は、売上高が23億3000万ポンド(前年同期比17%増)、調整後税引き前利益が4億6100万ポンド(8%増)、税引き前利益が同27%増と好調だ。

クリストファー・ベイリーチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)兼チーフ・エグゼクティブ・オフィサー(CEO)は、「バーバリーは 2013年度に過去最高の売上と利益を達成した。この一年間に行われた継続的な戦略フォーカス、投資、統率の取れたオペレーション、ブランドそのものの好調に拠る。バーバリーが新たな局面を迎えるにあたり、チームはさらに団結し、日本市場を開拓、ビューティ部門の拡大、オフとオンラインをさらに統合させたブランド体験の提供といった一層の成長の機会に対してよりエネルギッシュに取り組む。マクロ経済の先行き不透明感と為替の逆風を念頭に置きつつ、引き続き自社の取り組みに注力し、継続的な成長を遂げ、ステークホルダーへの利益を確保する」とコメントしている。

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