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J.フロント/3~5月は売上高0.1%増、当期利益3.5倍

2015年06月25日 / 決算

J.フロントリテイリングが6月25日に発表した2016年2月期第1四半期決算は、売上高2855億8500万円(前年同期比0.1%増)、営業利益106億7600万円(1.5%増)、経常利益126億2200万円(19.6%増)、当期利益170億8500万円(243.9%増)となった。

百貨店事業の売上高は1849億2900万円(1.7%減)、営業利益61億2400万円(3.4%増)となった。

幅広い顧客層に支持される魅力的な店づくりと収益性の高い店舗運営体制の構築による業態革新を目指す「新百貨店モデル」の確立に向けた取り組みを加速させた。

その一環として、松坂屋名古屋店では2016年春のグランドオープンを目指した第3期改装計画をスタートし、第1弾として、婦人靴とバッグを新たに同一フロア展開、市内最大級の品揃えとなるLサイズコーナー、シニア世代向けサロンの新設などを行った。

大丸京都店では、堅調な富裕層マーケットに対応すべく、京都最大規模の特選売場をリニューアルオープンした。各店でも、外商新規顧客の積極的な開拓や、増加が著しい訪日外国人への対応を強化した。

通期は、売上高1兆1770億円、営業利益450億円、経常利益445億円、当期利益280億円の見通し。

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