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ABCマート/3~5月は売上高12.0%増、営業利益1.0%増

2015年07月08日 / 決算

エービーシー・マートが7月8日に発表した2016年2月期第1四半期決算は、売上高634億9600万円(前年同期比12.0%増)、営業利益132億9500万円(1.0%増)、経常利益135億800万円(1.5%増)、当期利益79億2000万円(1.0%増)となった。

メンズ、レディース、キッズともにランニングシューズやスニーカーといったスポーツシューズが好調となった。

レディースシューズでは、パンプスやミュール等のエレガント系が弱い傾向にあるが、ファッションとしてのスニーカーが定着してきており、消費を牽引する女性客層は増えた。キッズシューズも、アイテム数を増やしたことにより好調となった。

店舗展開では、既存商業施設のリニューアルに伴う新規出店を積極的に進め、25店を出店した、2店を閉店した。期末国内店舗数は807店となった。

百貨店やファッションビル向けの新業態店舗として「ACE SHOES(エース・シューズ)」を2店、新宿と横浜に出店した。

「ACE SHOES」では、既存のABC-MARTでは展開しないスニーカーを中心に品そろえを行い、昨年レディース新業態として展開を始めた「Charlotte」と合わせ、流行に敏感な若者をターゲット層として、新たな顧客層の獲得を目指した。

通期は、売上高2295億円、営業利益407億5000万円、経常利益414億円、当期利益258億1000万円の見通し。

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