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吉野家HD/3~5月は売上高3.4%増、営業利益58.9%減

2015年07月09日 / 決算

吉野家ホールディングスが7月9日に発表した2016年2月期第1四半期決算は、売上高458億2300万円(前年同期比3.4%増)、営業利益3億6300万円(58.9%減)、経常利益5億9700万円(36.7%減)、当期利益2億5300万円(54.5%減)となった。

吉野家の売上高は228億400万円(1.8%減)となった。減収の主な要因は、前年度に牛丼の価格を変更したことによる客数影響と、惣菜事業を分割したことで店舗数が減少したことなど。

4月からはスマートフォンを使った販売促進やお持ち帰り予約システムなども順次拡大した。5月には「健康」を打ち出したメニューの第一弾として「ベジ丼」を発売した。

夜の時間帯においては新しい「ちょい呑み」の場をお客に提供するため、ビルイン型の店舗、約360店舗にて「吉呑み」の展開を拡大した。

営業利益は、売上高の減少と、前期から継続している食材原価の高騰が続いていることにより、5億2600万円(39.9%減)と減益となった。店舗数は、5店を出店し、5店を閉鎖した結果、1181店となった。

通期は、売上高1850億円、営業利益30億円、経常利益34億円、当期利益8億円の見通し。

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