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吉野家HD/2月期は売上高3.8%増、営業利益61.3%増

2015年04月10日 / 決算

吉野家ホールディングスが4月10日に発表した2015年2月期決算は、売上高1800億3200万円(前年同期比3.8%増)、営業利益35億1500万円(61.3%増)、経常利益39億9300万円(22.1%増)、当期利益9億4100万円(34.8%増)となった。

吉野家の売上高は、953億1800万円(2.5%増)となった。増収の主な要因は、商品価格の見直しや効果的な新商品の発売など。

吉野家では、4月から圧倒的に「うまい」牛丼を目指し、熟成肉を使用する等、牛丼の重要な3要素である「牛肉」「たれ」「玉ねぎ」の品質向上に取り組んだ。

10月からは、昨年好評だった「牛すき鍋膳」「牛チゲ鍋膳」の全国販売を開始した。当期の「鍋膳」は4月から牛丼に使用開始した熟成牛肉を使用しており、更に旨みを増した商品とし、販売数も好調に推移した。

営業利益は、前期から継続している食材原価の高騰が更に著しくなったものの、価格改定を含む販売施策による増収により、40億6100万円(41.3%増)となった。店舗数は、31店を出店し、32店を閉鎖した結果、1190店となった。

通期は、売上高1850億円(2.8%増)、営業利益30億円(14.7%減)、経常利益34億円(14.9%減)、当期利益8億円(15.0%減)の見通し。

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