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ワコールHD/4~6月は売上高8.4%増、営業利益35.6%増

2015年07月31日 / 決算

ワコールホールディングスが7月31日に発表した2016年3月期第1四半期決算は、売上高498億5400万円(前年同期比8.4%増)、営業利益44億3200万円(35.6%増)、税引前利益53億9000万円(14.6%増)、当期利益38億6100万円(27.7%増)となった。

小売事業本部は、直営店「AMPHI(アンフィ)」では、アパレルブランドとのコラボ商品が好調に推移したことや、会員限定の販促策が奏功し、売上は順調に推移した。

アウトレットモールで展開する「ワコールファクトリーストア」も空港周辺エリアを中心にインバウンドがさらに売上を牽引し、事業本部全体の売上は、前年同期を大きく上回った。

通信販売事業部は、カタログ販売については、媒体配布年齢層の拡大と投下時期の前倒しが奏功し、売上は前年同期を上回った。

ウエブストアについては、前年のサイト閉鎖の影響がなくなったことや検索エンジン最適化により来訪客数が増加し、事業部全体の売上は、前年同期を上回った。

三愛グループから事業譲受した水着事業と下着直営事業を展開する国内子会社Ai(アイ)については、水着事業とともに下着事業も売上計画を下回ったが、利益については計画を上回った。

通期は、売上高2050億円、営業利益140億円、税引前利益145億円、当期利益100億円の見通し。

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