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ワコールHD/4~9月は売上高2.3%増、営業利益32.0%増

2011年10月31日 / 決算

ワコールホールディングスが10月31日に発表した2012年3月期第2四半期決算によると、売上高878億1900万円(前年同期比2.3%増)、営業利益81億2100万円(32.0%増)、税引前当期利益80億4500万円(50.9%増)となった。
ワコールブランド事業本部は、ワコール人間科学研究所の研究成果「からだのエイジング(加齢による体型変化)」を昨年4月に発表して以降、「自分のからだに合った下着を着用する」という啓発活動が消費者に効果的に訴求できたことにより、基幹商品であるブラジャーが春夏のキャンペーン商品を中心に総じて順調に推移した。
バストに続き、おなか・ヒップの加齢変化の発表を受けて投入した新製品や新機能ボトムのスタイルサイエンス商品が好調に推移し、これまで低迷していたボトム商品は回復基調へと転じた。
一方、季節商品の肌着については、前年を下回ったが、ブラジャーやボトム商品が牽引したことにより、ワコールブランド事業本部全体の売上は前年同期を越えた。
通信販売事業部は、カタログ販売が順調に推移したことや、インターネット販売も伸長したことにより、全体の売上は前年同期を上回った。
通期は、売上高1710億円(3.2%増)、営業利益95億円(123.3%増)、税引前当期利益92億円(146.1%増)の見通し。

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