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コジマ/通期予想を下方修正

2015年10月05日 / 決算

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コジマは10月5日、2015年8月期通期連結業績予想の修正を発表した。

売上高2260億円(前回予想比4.2%減)、営業利益9億円(70.0%減)、経常利益12億2000万円(41.9%減)、当期利益63億5000万円(-)と下方修正した。

売上高は、4Kテレビの普及拡大によりテレビが順調に推移したものの、6、7月の天候不順による夏商戦の不振もありエアコン・冷蔵庫等が低迷したことに加え、Windows XP のサポート終了に伴う特需の反動減からの回復が遅れており、パソコンが低調に推移した結果、前回予想を下回る見込みとなった。

営業利益は、継続して実施している経費削減策に努めてきたが、売上高の減少に伴う売上総利益の減少が大きく影響し、前回予想を下回る見込みとなった。

経常利益は、将来発生する可能性がある損失を見込んで計上していた店舗閉鎖損失引当金が、当初よりも損失見込みが減少となり営業外収益に戻入額を11億8900万円計上する見込みとなったが、営業利益の減少により前回予想を下回る見込みとなった。

当期純利益は、経常利益と同様の理由に加え、特別損失の計上と繰延税金資産の一部取崩しを行うこととなり、当期純損失63億5000万円となる見込み。

なお、特別損失は収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった店舗について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき減損処理をおこない、減損損失10億4000万円を特別損失として計上する。

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