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ラオックス/1~9月は売上高2.2倍、営業利益7.7倍の74億円

2015年11月12日 / 決算

ラオックスが11月12日に発表した2015年12月期第3四半期決算は、売上高725億7400万円(前年同期比119.4%増)、営業利益74億7800万円(676.3%増)、経常利益75億1800万円(680.3%増)、当期利益71億800万円(前期は5億1400万円の当期利益)となった。

国内店舗事業は、新たな発見や感動と出会える日本大満足をコンセプトに、伝統工芸品や化粧品、健康食品など、多様なニーズに対応した商品を取りそろえたMDのプレミアム、国際色豊かなお客に対し、日本が誇るおもてなしの心を表現した魅力的な店舗のプレミアム、グローバル対応のおもてなしによる人材のプレミアムづくりを進めた。

出店では、日本有数の港町でありクルーズ船の寄港が多い神戸に「ラオックス大丸神戸店」を、世界遺産として有名な日光に「ラオックス日光東照宮店」を、大阪で訪日外国人に一番人気がある商業エリアの心斎橋筋に「ラオックス心斎橋筋店」を、京都地区のショッピングエリアの中心地である四条通りに「ラオックス大丸京都店」をオープンした。

東京の人気商業地である銀座に2店舗目としてモダンでポップな日本のイメージをテーマとした「ラオックス銀座EXITMELSA店」を、中国からの国際定期便の就航が開始された北海道の旭川市に「ラオックス旭川駅前通り店」を、九州最大級のアウトレットモールと専門店等からなるマリノアシティ福岡に「ラオックスマリノアシティ福岡店」を出店し、計30店となった。

引き続き総合免税店として、首都圏、北海道、大阪、九州、沖縄を中心に国内50店体制へ向けた日本最大級の店舗ネットワーク構築を進める予定だ。

中国出店事業は、親会社の蘇寧雲商集団との強固な連携関係を背景に、収益構造の見直しと店舗運営の効率化に取り組んでいる。

通期は、売上高900億円、営業利益90億円、経常利益90億円、当期利益83億円の見通し。

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