流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





パルコ/3~11月は売上高3.5%増、営業利益5.2%増

2015年12月24日 / 決算

パルコが12月24日に発表した2016年2月期第3四半期決算は、売上高2042億3000万円(前年同期比3.5%増)、営業利益92億9500万円(5.2%増)、経常利益91億7500万円(4.1%増)、当期利益47億4900万円(5.9%減)となった。

ショッピングセンター事業の売上高は1833億1800万円(2.8%増)、営業利益は86億1400万円(4.1%増)となった。既存パルコ店舗は、引き続き「都心型店舗」、「コミュニティ型店舗」の2類型の発展に向け、業態革新を推進した。

改装では、消費者ニーズの変化や多様化に対応するテナント編集、インバウンド需要への対応、デジタルネイティブ世代の新しい消費への対応をテーマに、全店計約3万3000m2を改装し、改装ゾーンの売上高は全店計19.8%増と伸長した。

営業企画では、「PARCOカード」の新規会員の開拓強化、会員優待企画などの来店促進策の実施により、特に顧客ロイヤリティの高いクラスS会員の売上拡大につながり、「PARCOカード」取扱高が3.8%増と伸長した。

訪日外国人に対する施策として、免税ショップ数の拡大などのショッピング環境の整備に加え、外国人向けのメディアを活用した情報発信に取り組んだ。

3月にリリースしたパルコ公式スマートフォンアプリ「POCKET PARCO」の利用浸透と同アプリを活用したマーケティング施策の実施、「カエルパルコ」の運用促進など、引き続きICT活用を推進した。

通期は、売上高2838億円、営業利益129億円、経常利益126億円、当期利益66億円の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧