パルコ／3～11月は売上高3.1％増、営業利益19.3％増

2012年12月25日／決算

パルコが12月25日に発表した2013年2月期第3四半期決算は、売上高1938億5500万円（前年同期比3.1％増）、営業利益73億4100万円（19.3％増）、経常利益69億2200万円（15.4％増）、当期利益37億9300万円（30.7％増）となった。

ショッピングセンター事業の売上高は1751億9800万円（2.7％増）、営業利益は68億1100万円（20.1％増）となった。

前期から今春にかけて実施した大規模改装の効果により、池袋パルコや浦和パルコで売上高が大きく伸長した。

今秋の改装で、アート・カルチャー・ファッションを融合した情報発信型ショップを導入し新たな消費環境を提案した渋谷パルコやセレクトショップの集積を高めマーケットでの存在感を示した名古屋パルコが、売上高の伸長とともに集客や話題性の面で貢献した。

改装では、都心型店舗を中心に、時代感を捉えたファッションブランドや新業態のショップを導入することでファッションビルとしての情報発信力を高めた。

コミュニティ型店舗でも、デイリー需要に対応するショップの導入と同時に旬のブランドや上質なファッション、専門性の高いショップを導入することでパルコならではの地域に密着した新たな消費提案をした。

通期は、売上高2690億円、営業利益107億円、経常利益103億円、当期利益52億円の見通し。

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