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カゴメ/4~9月期は3割減益、国内飲料は実質2%減収

2013年10月24日 / 決算

カゴメは10月24日、2014年3月期第2四半期(4~9月)連結決算を発表した。売上高は1037億3400万円(前年同期比2.0%減)、営業利益は50億2100万円(33.1%減)、経常利益は54億6700万円(30.5%減)、純利益は39億9400万円(29.6%減)だった。

減収については、4月に国内向け主力商品などで価格制度の変更を行ったことが、引き続き影響を及ぼした。同社は4月以降、飲料・食品の恒常的な販促費を売上から控除しており、これが上半期において51億円分の減収要因となっている。実質的には3%分の売上高成長率に当たるという。

もっとも、こうした影響を除外した場合でも、主力の飲料は国内で実質2%減収となった。

一方、同じく実質ベースでは、国内で食品が1%増、ギフトが4%増、生鮮野菜が7%増、通販が10%増、業務用が3%増。

海外売上高は、34%増だった。国・地域別では、米国が22%増、欧州が約2.3倍、豪州が24%減、アジアが25%増だった。

海外事業では、すべての地域において利益が改善したほか、円安効果などがあった。

通期予想については、18日に下方修正を発表済みだ。

売上高を1950億円(前期比0.6%減)、営業利益を68億円(26.7%減)、経常利益を72億円(28.2%減)、純利益を47億円(27.5%減)と見込んでいる。

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