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ピジョン/通期利益予想を引き上げ、中国事業の好調さがけん引

2012年12月03日 / 決算

ピジョンは12月3日、2013年1月期の通期予想を引き上げた。営業利益を従来予想の62億円から65億円(前期比28.9%増)に、経常利益を61億円から65億円(32.2%増)に、純利益を35億円から39億円(22.5%増)に上方修正した。一方、売上高については、従来予想の649億円(9.7%増)を据え置いた。

中国における売上が予想を上回るペースで拡大したほか、現地の生産子会社の稼働が向上したことに伴い売上総利益が増加している点を考慮した。また、販管費の抑制などが利益を押し上げたこともプラス材料とした。

同日発表した第3四半期(2~10月)決算は、売上高が479億8500万円(前年同期比10.1%増)、営業利益は54億3000万円(52.9%増)、経常利益は55億1500万円(61.0%増)、純利益は34億4800万円(65.0%増)だった。

2~10月期も、中国事業の拡大が順調に進んだ。沖縄県・尖閣諸島をめぐる中国との摩擦が事業に及ぼす影響は、軽微という。第3四半期末にかけて円高がやや修正されたことを受け、経常利益も押し上げられた。

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