アシックス／通期予想引き上げ、円安と米州の好調さ受け

2014年02月04日／決算

アシックスは2月4日、2014年3月期通期の連結予想を上方修正した。

売上高を従来予想の3150億円から3270億円（前期比25.7％増）に、営業利益を245億円から255億円（36.6％増）に、経常利益を240億円から255億円（24.2％増）に、純利益を145億円から150億円（8.9％増）に、それぞれ引き上げた。

為替レートが想定よりも円安基調で推移していることに加え、米州での売上拡大が見込まれるため。

同日発表した4～12月期の連結決算は、売上高が前年同期比25.1％増の2382億円、営業利益が43.6％増の235億円、経常利益が47.4％増の249億円、純利益が19.6％増の149億円となった。

国内では、ランニングシューズやベースボール用具が好調だったほか、ウォーキングシューズ、オニツカタイガーシューズも堅調に推移した。

海外では、米州や欧州などでランニングシューズの売上が拡大した。為替の円安基調も支援材料となった。

米州では37.1％増収、セグメント利益は76.4％増。欧州では36.4％増収、セグメント利益は19.4％増加。

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