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アシックス/通期見通し引き上げ、円安追い風に4~6月期も堅調

2013年08月05日 / 決算

アシックスは8月5日、2014年3月期の連結業績予想を上方修正した。

売上高を従来予想の3050億円から3150億円(前期比21.1%増)に、営業利益を220億円から245億円(31.3%増)に、経常利益を220億円から240億円(16.9%増)に、純利益を135億円から145億円に(5.3%増)それぞれ引き上げる。

対主要通貨で円の軟調推移が続いていることが業績に寄与すると予想されるほか、海外子会社の売上拡大が見込まれるため。

第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高が765億6300万円(前年同期比15.8%増)、営業利益が85億2400万円(2.4%増)、経常利益が95億3000万円(22.5%増)、純利益は65億8400万円(33.4%増)だった。

国内では、3.9%増収。ランニングシューズが好調だったほか、自主管理売り場の拡大に伴い、ウォーキングシューズやオニツカタイガーシューズの販売が拡大した。

海外では、21.5%増収。米州と欧州などでランニングシューズの売上が堅調だったことに加え、円安がサポート要因となった。

利益面では、販管費が20.9%増加したことなどにより、営業利益の伸びが鈍化した。もっとも、為替差益を計上したことで経常利益が大きく伸びた。旧関東柏配送センターの土地を売却したことで固定資産売却益を計上、純利益も堅調だった。

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