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昭和産業/各利益とも2ケタ増、食品事業は低迷=4~12月期

2014年02月05日 / 決算

昭和産業は2月5日、2014年3月期第3四半期(2013年4~12月)の連結決算を発表した。

売上高は前年同期比8.1%増の1861億円、営業利益は11.5%増の73億円、経常利益は13.7%増の80億円、純利益は17.7%増の55億円だった。

製粉事業は1.8%増収。営業利益は31.3%増。輸入小麦の政府売渡価格が昨年4月と10月、二度にわたって引き上げられたことに伴い、小麦粉製品を値上げしたことが利益に寄与した。

油脂事業は14.3%増収、営業利益は14.6%増。ぶどう糖事業は9.3%増収、営業利益は3.4%増加。飼料事業は14.2%増収、営業利益は23.3%増加。

一方、家庭用食品事業は減収減益となった。売上高は5.7%減、営業利益は90.4%減。家
庭用プレミックスの販売数量が増加したものの、家庭用食用油はマイナス。消費者の低価格志向を受け、一部で商品の値上げが進まなかったことも利益を圧迫した。

通期予想は据え置いた。売上高を前期比5.2%増の2400億円、営業利益を6.0%増の85億円、経常利益を1.1%増の88億円、純利益を6.8%増の50億円と見込んでいる。

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