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亀田製菓/14.2%増収、9.8%増益=14年3月期

2014年05月09日 / 決算

亀田製菓は5月9日、2014年3月期通期の連結決算を発表した。

売上高は前の期比14.2%増の928億円、営業利益は5.5%減の33億円、経常利益は5.5%増の45億円、純利益は9.8%増の31億円だった。

主力商品の「亀田の柿の種」シリーズや「ハッピーターン」シリーズなどが、期間限定商品などの好調さもあり、売上を拡大した。百貨店を中心に展開する柿の種専門店「かきたねキッチン」を5店舗新規出店したことなども奏功した。

利益面では、円安による原材料価格の高騰や光熱費上昇の影響を受けたほか、競争激化に伴う販促費の増加が重しとなった。2社を連結子会社化したことにより、のれん等償却負担が生じたこともあり、営業利益は下押された。

一方、持分法による投資利益の増加が経常利益をサポートしたほか、有価証券売却益を計上したことが純利益を下支えた。

2015年3月期は、売上高が前期比2.3%増の950億円、営業利益が27.1%増の42億円、経常利益は12.6%増の51億円、純利益は2.5%増の32億円になると見込んでいる。

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