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日本水産/4~12月期は増収減益

2013年02月05日 / 決算

日本水産は2月5日、2013年3月期第3四半期(4~12月)決算を発表した。売上高は4225億5900万円(前年同期比3.2%増)、営業利益は76億400万円(32.1%減)、経常利益は61億6000万円(33.8%減)、純利益は22億4400万円(50.2%減)だった。

食品事業は増収となったものの、営業利益は減少。加工事業では、国内の消費低迷に伴う販売競争の激化から販売経費が増加したほか、原材料価格も上昇。

家庭用の魚肉ソーセージの消費が減退し、業務用冷凍食品では中国、タイなどでの人件費高騰の影響を受けた。

チルド事業は、コンビニエンスストア向けチルド弁当や惣菜、麺類の販売が伸長。

水産事業も売上高は増加したものの、営業益は圧迫された。漁労事業と加工・商事事業は減収減益、一方、養殖事業は増収減益となった。

通期予想は据え置いた。売上高を5600億円(前期比4.1%増)、営業利益を60億円(37.2%減)、経常利益を26億円(69.1%減)、純利益を0円(100%減)と予想している。

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