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サッポロHD/1~3月は営業損失43億円

2015年05月08日 / 決算

サッポロホールディングスが5月8日に発表した2015年12月期第1四半期の業績は、売上高1084億5700万円(前年同期比3.2%減)、営業損失43億2800万円(前年同期は17億2600万円の営業損失)、経常損失45億5500万円(前年同期は23億4800万円の経常損失)、当期利益8億8200万円(前年同期は38億1500万円の当期損失)だった。

売上高は、国内酒類事業で前年同期に消費税増税前の駆け込み需要があったため、ビール類の売上数量が前年同期を大きく下回った。国際事業で在外子会社の連結取り込み期間の変更と新規連結の影響により増収となったが、グループ全体では減収だった。

営業損益は、主に国内酒類事業の売上数量の減少と、不動産事業での2014年5月の大型テナント賃貸契約終了後、一時的な稼働率低下による賃料収入減少のため、損失幅が拡大した。

当期利益は、2月に「渋谷桜丘スクエア」の信託受益権の売却による特別利益を計上したため増益となった。

通期は、売上高5457億円(5.2%増)、営業利益163億円(10.7%増)、経常利益152億円(4.4%増)、当期利益80億円(2,252.8%増)を見込んでいる。

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