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サッポロHD/外食事業は営業損失1億円

2009年11月01日 / 決算

サッポロホールディングスが10月30日発表した2009年12月期第3四半期業績によると、外食事業の売上高は212億円(前年同期比5%減)、営業損失1億円(前期は4億円の営業利益)となった。

宴会コースやおすすめメニューの価格帯の引下げなどによる来客数の回復を図るとともに、創業110周年記念となった「ビヤホールの日」のキャンペーンによる集客や、全社をあげた企業訪問による宴会勧誘などにより、売上の回復に努めた。中途採用の凍結や残業の削減などの人件費対策、店舗改装の中止などの諸経費対策により、コストの圧縮に努めた。

女性客が急増したジンギスカン料理の屋上ビヤガーデンや、さっぽろ夏祭りのビヤガーデンなどの季節店は順調だったが、宴会売上比率の高い既存店を中心に前年割れが続いた。新規出店としては、第3四半期には「かこいや 名駅三丁目店」や「点 横浜鶴屋町店」など4店舗を開店したので、年初からの出店数は10店舗となった。年初からの店舗閉鎖は2店舗で、期末の店舗数は212店舗となった。

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