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サッポロHD/12月期の売上高3.5%増、営業利益6.4%増

2014年02月12日 / 決算

サッポロホールディングスが2月12日に発表した2013年12月期の業績は売上高5098億3400万円(前期比3.5%増)、営業利益153億4400万円(6.4%増)、経常利益151億3000万円(10.5%増)、当期利益は94億5100万円(75.2%増)となった。

売上高は、国内酒類事業でビール類の売上数量が前期を上回ったことや、国際事業で北米とベトナムにて売上数量が引き続き伸長し、円安の影響もあり、大幅な増収となった。

国際事業で前期に連結子会社となった米国のPBチルド飲料メーカー「シルバー スプリングス シトラス社」の損益項目の連結開始が前期4月以降であり、食品・飲料事業で「ポッカ エース マレーシア社」の損益項目を1月より連結開始したことも増収の要因となった。

営業利益は、国内酒類事業で、増収と販売費の減少により増益、国際事業でも北米とベトナムでの増収により増益。

不動産事業は、「(仮称)サッポロ恵比寿ビル」の再開発に伴う賃料収入減少により減益、食品・飲料事業でも統合に伴う商品アイテムの絞り込み等の影響による国内食品飲料の減収や、統合に伴うコストの増加もあり減益だった。

特別利益に、投資有価証券売却益を34億円計上したこともあり、当期利益は大幅増となった。

来期は、5377億円(5.5%増)、営業利益 150億円(2.2%減)、経常利益 136億円(10.1%減)、 当期利益50億円(47.1%減)を見込んでいる。

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