カゴメ／1～9月、営業利益42億円

2015年11月05日／決算

カゴメが11月5日に発表した2015年12月期第3四半期の連結決算は、売上高が前年同一期間比0.5％減の1452億400万円、営業利益は46.2％増の42億3900万円、経常利益が29.7％増の43億9200万円、純利益は1.1％増の20億6500万円だった。

売上面では、国内事業は、主力の飲料事業において他の飲料との競合激化があったことなどにより減収。

海外事業は、米国とアジアにおいて円安に伴う円換算での売上高の増加や、今年5月末にPreferred Brands International,Inc社を連結子会社化したことによる売上高の純増などにより増収となった。

利益面は、国内事業において、売上高の減少や、輸入原材料の単価上昇などによる売上原価率への
悪影響があったが、生産性の向上などに取り組むことで吸収し、増益だった。

海外事業は、米国での増収や各連結子会社における費用の見直しなどにより、増益を計上した。

2015年12月通期は、売上高2000億円（前年同一期間比3.1％増）、営業利益71億円（51.8％増）、経常利益76億円（38.5％増）、純利益40億円（18.3％減）を見込んでいる。

決算期を2014年12月期より3月31日から12月31日に変更している。

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