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東洋水産/4~6月期は売上・各利益が2ケタ増、為替要因など下支え

2013年07月31日 / 決算

東洋水産は7月31日、2014年3月期第1四半期(4~6月)連結決算を発表した。

売上高は878億6600万円(前年同期比12.8%増)、営業利益は77億9900万円(15.0%増)、経常利益は82億5300万円(14.6%増)、純利益は67億2900万円(88.1%増)だった。

主力の国内即席麺事業は、売上高が13.3%増の282億7000万円、営業利益が27.2%増の30億4200万円。

袋麺で、前年度末に「マルちゃん正麺」の新ラインを設置したほか、4月に新商品の「マルちゃん正麺 冷し中華」を発売したことなどが寄与した。

海外即席麺事業は、売上高が22.3%増の167億4500万円、営業利益が6.7%増の30億500万円。中米・南米を中心に販売数量が好調に推移したことに加え、円安が下支えた。

低温食品事業は、売上高が2.8%増の161億8000万円、営業利益が11.0%増の9億2700万円。「ナポリタンスパゲッティ3人前」が引き続き好調だったほか、涼味商品類が堅調に推移した。冷凍食品類では、販路を拡大した業務用冷凍麺が伸長。

通期予想は据え置き。売上高を3700億円(前期比7.4%増)、営業利益を310億円(4.6%増)、経常利益を320億円(前期から横ばい)、純利益を200億円(15.7%増)と見込んでいる。

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