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亀田製菓/4~6月期は11%増収も、営業益58%減

2013年08月02日 / 決算

亀田製菓は8月2日、2014年3月期第1四半期(4~6月)連結決算を発表した。

売上高は216億8000万円(前年同期比11.6%増)、営業利益は1億7000万円(58.1%減)、経常利益は4億5800万円(24.8%減)、純利益は5億1300万円(29.3%増)だった。

国内の米菓事業では、「亀田の柿の種」「ハッピーターン」「まがりせんべい」などの主力ブランドが大きく伸長。その他のブランドでも、揚げ米菓が好調だった。

また、「ハッピーターン」をベースにした新感覚の米菓を販売する直営店舗「HAPPY Turn’s(ハッピーターンズ)」が引き続き、高い支持を得た。

昨年12月に米国のオーガニック食品メーカー「メアリーズ・ゴーン・クラッカーズ」を、今年1月に尾西食品をそれぞれ連結子会社化したことも、増収に寄与した。

利益面では、米やピーナッツなどの原材料価格や光熱費の上昇、競争激化に伴う販促費の増加などが圧迫材料となった。連結子会社が増加したことによるのれんなどの償却負担も、営業利益を下押した。

もっとも、有価証券売却益を計上したことで、純利益は増加した。

通期予想は据え置き。売上高を890億円(前期比9.4%増)、営業利益を40億円(14.4%増)、経常利益を50億円(16.4%増)、純利益を30億円(5.6%増)と見込んでいる。

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