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JT/2014年3月期は営業益15.7%増見込む

2013年04月25日 / 決算

JT(日本たばこ産業)は4月25日、2014年3月期の連結業績予想を発表した。売上収益は前期比11.7%増の2兆3680億円、営業利益は15.7%増の6160億円、親会社の所有者に帰属する利益は20.8%増の4150億円を見込む。

同社が重きを置く調整後EBITDA(利払い・税・償却前利益)は17.3%増の7300億円になるとし、過去最高益を予想している。

国内たばこ事業について、総需要は減少するものの、2014年4月に予定される消費増税前の駆け込み需要の影響などを考慮し、販売数量は前期比28億本増の1190億本になると予想している。

海外たばこ事業で、グローバル・フラッグシップ・ブランド(GFB)の販売数量については、「ウィンストン」「LD」が引き続き伸長すると見込み、2730億本(42億本増)、GFBを含む総販売数量は4320億本(45億本減)を予想している。

値上げや円安の影響も業績に寄与するとみている。

飲料事業では、基幹ブランド「ルーツ」と「桃の天然水」の継続的な伸長を見込む。

想定為替レートは、1ドル=95円(前の期の実績は1ドル=79.81円だった)。

2013年3月期は、売上収益が前の期比4.2%増の2兆1201億9600万円、営業利益が15.9%増の5323億6000万円、親会社の所有者に帰属する利益が7.1%増の3436億1200万円だった。調整後EBITDAは7.8%増の6221億円。

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