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ファンケル/2013年3月期は約22億円の最終赤字

2013年05月13日 / 決算

ファンケルは5月13日、2013年3月期連結決算を発表した。売上高は828億700万円(前の期比6.1%減)、営業利益は38億5800万円(3.9%減)、経常利益は44億2700万円(10.6%増)、純損益は21億9300万円の赤字(前の期は24億5400万円の黒字)だった。

売上高は、栄養補助食品関連事業などで減少したものの、ブランドの再構築を行ったファンケル化粧品が増収となったことなどが下支えた。

しかし、リブランディングに伴うマーケティング費用が増加したことなどが営業利益を圧迫。

中国販売代理店の株式の評価損や、不採算事業の見直しに伴い特別損失を計上したことなどにより、純損益は赤字となった。

なお、1月に新経営体制に移行したことに伴い、事業戦略を策定中であることから、現段階で合理的な業績予想の算定ができないため、2014年3月期の業績予想は示さなかった。

同社では1月16日付で、創業者の池森賢二名誉会長が経営執行に直接関与できる新経営体制に移行した。

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