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キリン/1~3月期は純利益が大幅増、F&N株譲渡で

2013年04月26日 / 決算

キリンホールディングスは4月26日、2013年12月期第1四半期(1~3月)決算を発表した。

売上高は5206億6300万円(前年同期比4.7%増)、営業利益は241億5400万円(4.6%減)、経常利益は234億8800万円(22.3%増)、純利益は543億900万円(前年同期は30億3300万円の赤字)だった。

売上高は、海外の総合飲料事業が17.9%増収となり、国内の総合飲料事業が1.2%減収となった分を吸収した。

国内で酒類の販売が低迷したことに加え、ブランド投資が先行したことなどで、営業利益は圧迫された。

一方で、持分法による投資利益の増加などが寄与し、経常利益は増加。純利益についても、フレイザー・アンド・ニーヴ(F&N)の株式譲渡によって、有価証券売却益を計上したことで大きく増加した。

通期予想は据え置き。売上高を2兆2900億円(前期比4.7%増)、営業利益を1550億円(1.3%増)、経常利益を1320億円(4.7%減)、純利益を900億円(60.1%増)とみている。

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