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キリン/1~9月期は4.5%増収、営業益2.1%増

2013年10月30日 / 決算

キリンホールディングスは10月30日、2013年12月期第3四半期(1~9月)連結決算を発表した。

売上高は1兆6776億1000万円(前年同期比4.5%増)、営業利益は1074億9600万円(2.1%増)、経常利益は996億8800万円(9.3%増)、純利益は836億6200万円(約3.3倍)となった。

同社が重視する平準化EBITDA(利払い・税・償却前利益)は2249億円(2.9%増)。

国内の総合飲料事業は0.4%減収。このうち、キリンビールが3.1%減、メルシャンが2.6%減だった。一方、キリンビバレッジは5.3%増。

海外の総合飲料事業は20.4%増収。このうち、オーストラリア拠点のライオンが20.1%増、ブラジルキリンが21.5%増だった。

医薬・バイオケミカル事業は3%増収。

連結の売上高においては、国内における酒類の販売数量減少や、キリン協和フーズの連結除外の影響があったものの、海外事業の成長と医薬事業の伸長などが相殺、利益面でもサポート要因となった。

純利益は、フレイザー・アンド・ニーヴ(F&N)の株式譲渡によって有価証券売却益を計上したため、大きく増えた。

通期予想は据え置き。売上高を2兆2800億円(前期比4.3%増)、営業利益を1500億円(2.0%減)、経常利益を1320億円(4.7%減)、純利益を900億円(60.1%増)とみている。

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