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ニチレイ/中国からの輸入インゲンから殺虫剤検出

2008年10月16日 / 商品

ニチレイは10月15日、中国からの輸入インゲンから殺虫剤ジクロルボスが検出されたと発表した。イトーヨーカ堂の首都圏店舗117店、ヨークベニマル全店154店舗などに販売されており、ニチレイは自主回収を開始した。

問題のインゲンは250g入りのもので、北緑食品(黒龍江省五大連池市)が集荷し、煙台北海食(山東省莱陽市)が包装したもの。製造日時は包装前の半製品が2007年8月1日、最終包装品は2008年7月7日という。製造数量は3500ケース(250g20袋入りが1ケース)、このうち2538ケース( 5万760袋)が販売された。

販売先はイトーヨーカ堂、ヨークベニマルのほかヨークマートの60店舗にも販売された。東京都福祉保険局が販売済みのものを検査した結果、調理をする前の商品(原体) から6900ppm、調理済み商品から4100ppmのジクロルボスが検出された。

なお、南大沢店から収去した同一ロット未開封商品1袋からは検出されなかった。ニチレイによると、製品化の過程でジクロルボスの使用履歴はなかったという。

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