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兵庫県/半生そばの不適正表示で改善を指導

2010年01月13日 / 商品

兵庫県は1月7日、大門が但馬出石皿蕎麦本舗から仕入れて販売していた観光土産品の半生そばが、中国産のそば粉を使用していたにもかかわらず、国産品と誤認させる表示を行っていたなどとして、大門と但馬出石皿蕎麦本舗に対しJAS法と景品表示法に基づく改善を指示したと発表した。

この事案は、昨年11月26日-12月18日に兵庫県、農林水産省近畿農政局兵庫農政事務所、農林水産消費安全技術センターが両社に対し行った調査で分ったもので、大門は仕入れた半製品の半生そばを梱包し、少なくとも2008年12月から2009年11月に、中国産のそば粉を使用していたにもかかわらず「国産そば粉」と表示し販売。

また食品添加物を使用していたにもかかわらず、その表示が欠落し、酸味料を使用したにもかかわらず、「すべて天然材料にて製造」と表示して4400個を販売した。

一方、但馬出石皿蕎麦本舗はこの半生そばを、少なくとも2008年12月から2009年11月までの間、原材料名、賞味期限を表示せずに大門に9650袋を販売していた。

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