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農水省／水産加工食品の不適正表示でマリンフーズに改善指示

2010年06月04日 ／ 商品

農林水産省は6月4日、マリンフーズが業務用の「ままかりの酢漬（1kg入り）について、事実と異なる原材料を表示していたことなどを確認し、JAS法に基づき改善を指示したと発表した。

この不適正表示は、東海農政局と農林水産消費安全技術センターの名古屋センターが4月20日にマリンフーズの三重工場に行った調査、関東農政局が5月17日にマリンフーズ本社に行った調査で判明した。

マリンフーズは、この商品に貼付された一括表示と商品規格書の原材料名欄に、ししゃもの卵を使用しているにもかかわらず「数の子」と表示し、原材料に占める重量の割合の多い順が分かるように表示していなかった。ままかりの酢漬は2009年4月28日～ことし4月12日に3930kgが8社に販売された。

このため、農林水産省は JAS法第19条の13第1項で定められた加工食品品質表示基準に違反するとして、適正な表示に改めることなどを指示した。

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