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カネボウ化粧品/中国市場にKATE投入

2010年07月13日 / 商品海外

カネボウ化粧品は9月1日、中国市場に、日本でのセルフメイクシェアNo.1ブランド「KATE(ケイト)」を投入する。

全139品種を9元~159元で販売する。「80后(バーリンホウ)」と呼ばれる中国の若者に、日本の主力メイクブランドをアピールし、中国市場における新規愛用者の獲得を目指す。

ドラッグストア系流通を介して導入し、ヘルス&ビューティ領域でアジア最大級の小売チェーン「Watsons(ワトソンズ)」から先行導入をスタート。初月度に上海・北京の20店舗への導入を図り、2010年末までに50店舗、2011年には100店舗体制を目指す。

「KATE」は、10代から20代のメイクに関心の高い女性をコアターゲットとし、1997年2月に発売したセルフメイクブランド。

中国における販売ターゲットは、「80后(バーリンホウ)」と呼ばれる1980年代生まれの若者で、消費意欲が旺盛で、日本発のトレンドや化粧にも敏感な層といわれている。

中国市場においては、日本のような化粧品の「セルフ販売」といった形態は根付いておらず、販売員を介した「カウンセリング販売」が一般的な形態。

「KATE」は、日本ではセルフブランドの位置付けだが、中国では現地の化粧品事情を考慮し、ビューティカウンセラー(BC)によるカウンセリング販売を行う。

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