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ユナイテッドアローズ/38商品の原産地国表示に誤表記

2011年03月04日 / 商品

ユナイテッドアローズは3月4日、2006年10月から2010年8月の間に販売した21件(38商品)の原産国表示に誤表記があったと発表した。
同社の下げ札、タグと同社が運営するウェブサイトと他社が運営するウェブサイトで販売した商品の表示に誤りがあった。
中国製のTシャツ、トートバッグ、ジャケット、海水パンツ、指輪、ヘアバンドを日本製、イタリア製のブックマーカー、フォトフレームをフランス製、ドイツ製のシューケア用ブラシをイタリア製とするなどの誤表記があった。
原産国について一般消費者に誤認される表示で、景品表示法に違反する。そのため、消費者庁から「不当景品類及び不当表示防止法第6条の規定に基づく措置命令」を今月中に受ける予定だ。 措置の対象となる商品については、それぞれの誤表記発覚時点で販売を一時取りやめ、ホームページなどを通じて事実関係を知らせている。
対象商品についてあらためてホームページに掲載し、店頭POPを設置、今後新聞公告を通じ、顧客への告知、商品の回収、返金の対応をする。
「弊社では、今回の措置命令を真摯に受け止め、原産国の表記について内容確認の社内体制整備、仕入担当者等に対する社内教育の徹底、仕入先様への協力願いなど、引き続き再発防止に向けて取り組んでまいります」(同社)。

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