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春華堂/「うなぎパイ」から53年ぶりに新ブランド立ち上げ

2014年07月02日 / 商品

「うなぎパイ」の製造・販売などで知られる菓子メーカーの春華堂(静岡県浜松市)は、「うなぎバイ」の発売以来、53年ぶりに新ブランドを立ち上げる。

<新ブランドの発表会で 中央右が春華堂の山崎泰弘社長>
新ブランドの発表会で 中央右が春華堂の山崎泰弘社長

新たに展開するのは、和菓子ブランドの「五穀屋」と、洋菓子ブランドの「coneri(こねり)」。

「五穀屋」は、黒米やアワなどの五穀をベースに、味噌や醤油といった日常使いの発酵食品を加え、日本の風土や“和の知恵”にこだわったコンセプトのもと、展開するブランドだ。

<「五穀まんじゅう いつくさ」1個216円(税込)>
「五穀まんじゅう いつくさ」1個216円(税込)

まんじゅう、おはぎ、どらやき、甘酒、羊羹、せんべいなどを始め、多様な商品群をそろえた。

<「発酵さしすせそ羊羹 五季(いつき)」5個入1188円(税込)、15個入3024円(税込)>
「発酵さしすせそ羊羹 五季(いつき)」5個入1188円(税込)、15個入3024円(税込)

一方、「coneri」は、粉の味わいを引き出すことにこだわった、手作りパイのブランドだ。国産小麦粉とこうず粉をブレンドした粉を用い、「うなぎパイ」で培った、職人による手作りスタイルの技術を応用してつくった。

<「coneri chobi」12本入、648円(税込)>

「coneri chobi」12本入、648円(税込)

coneriには、ペースト状のソースをつけて食べる「ディップスタイル」が適しているとして、専用ディップ「&dip(アンディップ)」シリーズもそろえた。自家製あんこやチョコレート、チーズを始め、地元駿河湾特産の桜えびを用いたディップまで、幅広いラインナップで展開する。

<「&dip(アンディップ) 塩こうじトマトソース」130g、756円(税込)>

「&dip(アンディップ) 塩こうじトマトソース」130g、756円(税込)

<「coneri chobi」6種類、奥は「&dip」>
「coneri chobi」6種類、奥は「&dip」

2ブランドともに、同社が7月20日、浜松市にオープンするスウィーツ専門の商業施設「nicoe(ニコエ)」に出すそれぞれの直営店で、販売を開始する。同時に、インターネット販売も始める。直営2店舗は、それぞれブランド名である「五穀屋」と「coneri」を店名に冠した。

<浜北スイーツ・コミュニティ「nicoe」外観イメージ>
浜北スイーツ・コミュニティ「nicoe」外観イメージ

「五穀屋」店舗は、今後5年間のうちに首都圏と関西圏でそれぞれ1店舗ずつ出店する計画。同期間のブランド売上高としては約5億円を見込む。

<「五穀屋」店舗イメージ>
「五穀屋」店舗イメージ

「nicoe」は、朝食や晩のおつまみといった、日常の食シーンで食べられるケースが多いと想定されることから、5年間での売上規模は約10億円を予想。国内だけでなく、海外展開も視野に入れている。

<「nicoe」店舗イメージ>
「nicoe」店舗イメージ

■「五穀屋」店舗概要
所在地:静岡県浜松市浜北区染地台6-7-11 nicoe内
オープン日:2014年7月20日(日)
営業時間:月~日 9:00~19:00
イートインメニュー:有り
座席数:15席(立ち席含む)
テイクアウトメニュー:有り

■「五穀屋」 オフィシャルサイト(2014年7月20日公開予定)
www.gokokuya.jp

■「nicoe」店舗概要
所在地:静岡県浜松市浜北区染地台6-7-11 nicoe内
オープン日 2014年7月20日(日)
営業時間:月~日 9:00~20:00
イートインメニュー:なし
テイクアウトメニュー:有り

■「coneri」 オフィシャルサイト(2014年7月20日公開予定)
www.coneri.jp 

■「nicoe」施設概要
所在地:静岡県浜松市浜北区染地台6-7-11

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